尾行する方法。後をつけるコツ・注意点を紹介

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尾行のコツ

旦那がどこに行くのか確かめたい。浮気相手の自宅を突き止めたい。
自分で尾行しなくてはならない場合もあるかもしれません。後をつけるときの注意点、尾行のコツを紹介します。

尾行に失敗する一番の理由は、相手を見失ってしまうことです。
見つかったら大変だという意識から、慎重になってしまうからです。

夫の後をつける場合は慎重に

メガネで変装

メガネなどで普段と違う印象になるようにしましょう

夫を尾行する場合は深追いは禁物。慎重になる必要があります。

いつもと違う服装を身につけましょう。
顔がばれないように、帽子や眼鏡も必須です。

リバーシブルのものを用意して、途中で裏返せば、同じ人がずっと付いてくるという印象を持たれずに済みます。
ドラマなどでも、探偵や刑事が着替えながら尾行してるのを見たことがあるのではないでしょうか。

他には帽子や眼鏡など、頭部の印象を変えるアイテムを使いましょう。
靴はヒールなどでは無く、徒歩で音の立たない運動靴などゴム底のものがいいでしょう。

尾行中にトイレに行きたくなったら困るので、できるだけ水分は控えましょう。
プロの探偵は大人用のおむつを着用することもあります。

また、身内による尾行は気づかれる可能性も高います。
念のためバレたときの言い訳を用意しておいてください。
「近くのデパートなどに買い物に来た」「似てる人がいるなと思った」などの台詞を用意しておきましょう。

顔が知られていない相手には大胆に

後をつける対象が夫ではなく、顔を知られていない相手の場合です。
友人に旦那さんの浮気調査を手伝って欲しいと言われたケースなどですね。

事前に顔、髪型、体型などの特徴を写真などで確認しておきましょう。
できれば写真だけでなく、一度実際に見ておくことをおすすめします。
これを探偵用語で面取りと言います。

相手との面識がない場合は、すぐ近くまで近づいたとしても、自然にしていれば怪しまれることはありません。

何かものを食べたり、電話をしているふりをするなど、風景に溶け込みましょう。
ただ、目が合うのは避けてください。

尾行になれていないと、目が合ったことにビックリして目をそらしたり、動揺してUターンしたりしてしまうなど、怪しい動きをしてしまいがちです。
後頭部を目で追っていると、相手が振り返ったときに目が合ってしまいます。

目が合わないよう、相手の足元を見るのが基本です。

とにかく下半身を追いかけてください。靴を覚えましょう。

カバンなどの特徴的なアイテムを見るのもいいでしょう。
ただし、服などは着替えることも可能です。プロは、鼻や耳などの身体のパーツをしっかりと覚えて尾行しています。

電車やバスを利用する場合の注意点

電車内

電車に乗ったら座る位置にも注意が必要です

ずっと徒歩で移動するとは限りません。
電車やバスに乗る場合の注意点を紹介します。

電車に乗る場合

電車では、すぐおりられるようにドアの近くに乗る。座席に座る場合は相手と向き合うシートに座るのでは無く、同じシートに何人か挟んで座る。
混雑しているなら、かなり近くにいないと見失ってしまう可能性が高くなります。
バレないギリギリまで近づきましょう。
顔を知られていないなら、真後ろにつくくらいでOKです。

尾行を警戒している人は、乗り込んだ電車が発車する直前に降りたりすることもあります。
対策としては、こちらが発車直前に乗り込むことです。

バスに乗る場合

バスでは、できるだけ相手より後ろに座って自然と相手を監視できるように。
降車時は相手のすぐ後に続いて降りるのがベストです。
間に入った乗客が両替などでもたもたしていると後を追えなくなってしまうからです。

もちろん自分がもたもたしないようにSuicaやPASMOには十分にチャージしておきましょう。

タクシーなど車に乗ったら

相手がタクシーや迎えの車に乗り込んだ場合は、可能ならこちらもすぐタクシーに乗って追いかけます。
ただ、運良くタクシーに乗れるとは限りません。
車のナンバーを控えたり写真を撮ったりすることで、少しは進歩したことに納得しましょう。

また、何のために尾行するのか、目的をハッキリとさせておきましょう。
せっかく決定的な瞬間を目撃しても、証拠写真が撮れなければ意味がありません。

その他の注意するポイント

見失っても冷静に探せば意外と見つかります

素人がひとりで追いかけていれば、失敗はつきものです。
見失った場合は、慌てずに落ち着いて探すのが基本です。

角を曲がったらいなくなった、一瞬のすきに消えた、といった場合はたいがいどこかの建物に入った可能性が高いです。
キョロキョロせずに、近くのお店や喫茶店などを探しましょう。

しばらく探してもみつからなければ、移動したのかも知れません。
歩いてきた方向から、向かう方角を予測しましょう。

また、普段の行動範囲や良く行くお店などからも推測してその場所へ向かいましょう。

見失う直前に、道を引き返すなどの警戒行動をしていた場合はこちらの尾行に勘付いていたかもしれません。
その場合は見つけられる可能性は低いでしょう。

ストーカー行為はNG

念のため警告しておくと、ストーカー行為は犯罪です。
別れた相手や片思いの相手だけでなく、恋人へ対しての後追い行為もストーカー規制法違反で捕まる可能性があります。

尾行が許容されるのは配偶者に対しての浮気調査の場合です。
正当な理由が必要です。

探偵もストーカーからの依頼は受けません。

精神的ダメージを受けることも

ある程度覚悟をしていても、いざ目の前で浮気相手とイチャイチャしている様子を見るのは精神的な負担が大きいです。

もしも夫と浮気相手がラブホテルへ入ろうとしている現場へいたらどうでしょうか。
証拠を押さえるにはホテルへ出入りする写真や動画を撮影しなければなりませんが、実際は怒鳴り込んで止める人も多いでしょう。

未遂だと言い訳されれば、もう証拠を手に入れるのは難しくなります。

ラブホテルに入っていく2人を見送れば、それはそれで地獄です。

再構築するのか離婚して慰謝料を受け取るのか、前もって決断しておけば最適な行動を選択できるかも知れませんが、難しいものです。

ちゃんとした不貞の証拠が欲しいなら

浮気の可能性が濃厚なら、あまり自分で深追いしないようにしてください。
追っている途中で見失ったら、あまり無理はせずに中止するのも大切な決断です。

対象者がパートナーなら、バレるリスクが高すぎます。
尾行がバレてると、あなたが浮気を疑っていると旦那さんに伝わります。警戒されるとプロでも証拠を手に入れるのが難しくなってしまいます。

また、もし決定的瞬間に立ち会っても、証拠として使えるような写真や映像を撮れるとは限りません。

浮気の可能性が濃厚で失敗できない場合は、最初からプロの探偵に依頼してください。
怪しい日時が絞り込めているなら、調査費用はかなり抑えることができます。
ピンポイントで証拠を手に入れることも可能です。

夫婦カウンセラーの資格を所有しています。探偵についての疑問や、浮気調査、夫婦関係などについてわかりやすく情報をまとめるよう心がけています。