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男性が浮気する理由として、妻(彼女)がセックスに応じてくれない、かまってくれないなど、女性側に原因があるという考え方があります。
確かにセックスレスは離婚原因にもなりますし、男性は自分を立てて癒してくれる女性にやすらぎを感じるでしょう。
当サイトでは、結婚しているのに浮気をしたことのある男性50人にアンケート調査を行いました。
※浮気経験のある既婚男性に対するアンケート調査結果(概要)PDF
家庭へ不満があるから浮気するのか
「当時の夫婦仲はどうでしたか?」という質問に対して、円満と答えたのが15人、普通と答えたのが32人、不仲と答えたのはわずかに3人でした。
浮気をした既婚男性のうち、94%は夫婦仲が悪くなかったということになります。
「奥さんとのセックスの頻度はどのくらいでしたか?」という質問でも、「週に一回」などの回答が多く、月に一回未満なのは30%という結果に。
恐ろしいことに、夫婦仲が良くても、セックスレスでなくても男性は浮気をするという現実が見えてきました。
ただ、「奥さんに対して、何か不満はありますか?」という質問には、58%が不満ありと回答しています。
セックスについて不満があるという回答が多く見られました。子供が産まれてから回数が減ったという不満の他、「マンネリ化」「適当になった」などの回答も。セックスの回数ではなく、内容に不満を感じている夫がいることがわかります。
他には、家事や性格についての不満が目立ちましたが、これはどこの家庭でも同じでしょう。
逆に、42%の「不満なし」と回答した男性も浮気をしているという事実の方が衝撃的です。
さらに、「普段から浮気願望がありましたか?」という質問に、なかったと答えたのは54%です。半分以上は、浮気したいと思っていなかったのに、しているのです。ここまでくると、浮気をするのに理由なんてないのかもしれません。
本人が考える浮気をした原因
「自分なりに、浮気をした理由はなんだと思いますか?」と、本人に考えてもらったので、回答をおおまかに分類してみました。
■刺激を求めていたケース
- 結婚生活も落ち着いてきて、普段の生活が同じことの繰り返しで、何か刺激を求めていたと思います。
- きっかけは興味本位と、遊び感覚でした。本当に出会い系サイトで相手が見つかるか試したかったためです。
- なんとなく他の人としたかったのと刺激が欲しかった
- 好奇心や他の女性にも興味あったから。
- 新しいものに目移りする自分がいてお互いお酒の席でその気になった
■性欲が強いケース
- いろんな女性と関係したかったから。
- 寂しがり屋の傾向で、性欲も強く一人だと満足できない性格で、浮気時も複数人とラップして不倫していた
- ほぼ100%、性的フラストレーションの解消です。
- 妻の体に魅力を感じず、友達におっぱいが大きい可愛い子がいましたのでそのおっぱいが大きい可愛い子とセックスしたかったからです。
- 違った相手とSEXしてみたかった。浮気はそれだけが目的なので、恥じらいもてらいも無く、一心にそれに打ち込んで燃えるので刺激がある。
- 男は妻や彼女がいても風俗へ行きます。これはオナニーと同感覚です。女性の浮気と違って男性のそれは結局風俗と変わらないと思います。やれそうだからやる、それだけです。
- 妻とは別の相手とセックスを楽しむことを目的に浮気をしました。
- 若い女性に興味があり、妻以外の人でも機会があればエッチしたいと思っていた。たまたま声をかけたらデートするようになり、相手は不倫でも抵抗なかった。
- 男の本能をくすぐる相手でセクシーでいやらしさに惹かれた
- 妻が妊娠していて、しかも体調が悪く実家に帰っていた。
■妻とのセックスへ不満があるケース
- 妻とはセックスレスになっており、性欲がたまっていた。
- やはり妻とのセックスに関してちょっと満足が出来なかったことですかね
- 当時、妻とのセックスに飽きてたように思います。今でもあまり変わらないのですが、セックスの時は常にマグロ状態です。
- 嫁が妊娠中でやせている女とやりたかった為
- まずは夫婦間の性行為がマンネリしていたことが挙げられる。次に、妻以上に浮気相手が魅力的だったためである。
- 妻が子供ができてから人が変わったように相手をしてくれなくなり他の人で満たしたかった。
- 興味を持たれなくなり、男女ではなくなったのが寂しかった。
■恋愛や癒しを求めていたケース
- 妻に受け入れてもらいえない不満を別の相手に埋めてほしかったのだと思う
- 仕事が終わって家に帰っても、癒されることがなかったし、妻も仕事を持ってバリバリ働いていたので、結婚生活についてまともに話し合いもできない状態で、家庭以外に癒されるものを求めた結果、そこに理想の女性に近い人がいたので罪悪感はあったのですが、浮気をしてしまった。
- 妻とはつきあって長いので、恋愛した時のドキドキ感に飢えていたんだと思います。
- セックスの頻度が減ったり、また恋をしたいと思ってしまったから
- 妻がいても女として魅力的なものに惹かれてしまう。妻が家族になったからだと思う
■なんとなく流れでそうなったというケース
- タイミングだと思います。相手の悩み相談をお酒を飲みながら聞いてるうちに、自然とそういう雰囲気になりました。悩み相談を居酒屋で受けなければ、2人きりでなければ、ひとつでも条件が違えば浮気にはいたらなかったと思います。
- 誘われたら断りにくい性格をしているので断りきれず関係を持った。
- 職場で共に苦労していたという共有感情が、飲み会での酒で酔っていたことが背中を押した。ただ、普段から互いに仕事仲間としてではなく、異性として意識していることは、二人とも感じていました。きっかけが欲しかったのだと思います。
- 結構誘われた感じだったが、美人だったのでラッキーだと思って始まった。
- 妻との不仲を女友達に相談し始めているうちに相手といい仲になってしまいました。
- ついフラフラっと、です、平穏な日常に飽きていたのかも知れません
- 根っからの浮気性なのでしょうか。家庭、夫婦、プライベートはそれぞれ充実していないといけないと思っています。弱い姿の女の子をみると守ってやりたいと思ってしまい、相談にのっているうちに自然とそういう関係になってしまい、一度そうなると長い。相手が結婚しても続いている。
- 子供優先で寂しさからと、ちょうど同じような人とたまたま出会ったタイミングだと思います。
- 仕事終わりに飲みに出かける事が多く、最初は軽い気持ちでした。
■昔の彼女とそうなったケース
- 昔の彼女に再会したことがきっかけでした。当時お互いに大好きだったので、再開したことでお互いに自然と大人の関係となりました。
- 結婚前に付き合っていた彼女。20年ぶりに再会して、何となく流れで。
- 嫁さんより付き合いが長い女性です。ある意味嫁さんより自分の事を知っているので、体の付き合いも自然でした。
■その他
- 奥さんに不満がないが、どんどん女性に興味が無くなっていく不安に駆られたため
- 自分以外の男性と二人きりでご飯などに行ってて頻繁に朝帰りしていて浮気しているなと思い、それなら私も浮気してやろうと思ったからです
- 仕事の時間帯もズレがあり、生活リズムがお互いに違った為のすれ違い生活
刺激を求めたり、性欲が強いケースでは、自分から進んで浮気をしています。これは、その人本人の特性と言えるでしょう。妻にどんなにつくされても「浮気する人」です。
妻とのセックスに不満があったり、他へ恋愛や癒しを求めていたと答えた男性は、浮気を妻のせいだと考えています。本来であれば、夫婦の問題に向き合う必要があるでしょう。ところが、それを放棄して浮気へと逃げているのです。妻を浮気の言い訳にしているに過ぎません。
その他、目に付いたのは「自然と」「なんとなく」「タイミング」という言葉です。「浮気するぞ!」という強い意志など無く、流されるように浮気をしてしまうケースです。
突き詰めれば、大きく2つに分けることができるでしょう。
「自分から浮気する人」と、「流されて浮気する人」です。
いずれも、浮気を軽く考えていることが見て取れます。たいした理由も無く、したいからしているだけなのです。
それでもする人としない人がいるのは、「本人の考え方・性格」であると結論づけたいと思います。
それじゃあ予防できないの?
理由が無いなら、逆に「浮気しない理由」を作るのが、予防するためには重要です。
夫の疲れを癒やす家庭をつくるのも大切ですが、浮気したらどうなるかを分からせることも必要です。
「周囲の信用と財産の半分を失い、高額な慰謝料を支払い、養育費を払い続け、子供たちとも暮らせない。」それだけの代償を支払う価値のあるセックスが果たしてあるのか。
「浮気したら、この幸せな家庭を失ってしまう」と分からせれば、ちょっとやそっとで不貞行為を行うことはなくなるでしょう。
衝撃のまとめ
男性が浮気するのに理由なんて無い!「浮気しない理由」がなければ、チャンスがあれば浮気すると思え!