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帰りが遅い夫。ひょっとして浮気?
朝帰りや無断外泊のときにありがちな、夫の言い訳を集めました。
どんなに怪しくても、明らかに嘘っぽくても、その場で問い詰めるのではなく、まずはちゃんと夫の言い分を聞いてください。しゃべらせることで、ボロが出てくるかもしれません。
本当にあなたの誤解の可能性もあるので、浮気だと決めつけ過ぎないよう注意です。
無断で朝帰りしたときの言い訳
帰りが遅いだけならまだしも、何の連絡もなく朝方に帰宅。こんなに怪しいことはありませんよね。シャンプーの匂いなどもチェックです。
「急な飲み会(送別会・接待など)で酔いつぶれてしまった」
確かに、飲み過ぎて酔いつぶれたことにすれば、連絡できなかったことも一応の説明が付きます。この場合はどこに泊まったのかをちゃんと聞きましょう。問い詰めるのではなく、「同僚の家に泊まったのならお礼をしなくてはならないから」などと言うといいでしょう。
「終電を逃してしまったのでネットカフェに泊まった」
これで連絡が無かったらかなり不自然ですよね。多くのネットカフェでは、携帯の充電器の貸し出しを行っています。本当に電池が切れてたのか確認したいところです。「疑うわけじゃないんだけど、レシートあったら見せて」と聞いてみましょう。「もらってない」「捨てた」と言われたらかなり怪しいです。レシートを持って帰れば疑われる可能性が低くなるのは普通に考えたら分かることです。なのに持ち帰らないのはおかしいですよね。
「始発が動くまでカラオケでオールしていた」
飲み会で終電を逃した人がいた場合、じゃあみんなでカラオケ行こう!となることもあるでしょう。そのときに誰がいたのか、メンバーを聞いておきましょう。
「疲れて、車で寝てしまった」
飲んだ後、代行を呼ぼうと思ったけど車でそのまま眠ってしまった。仕事で疲れたので、少し仮眠してから帰ろうと思ったら朝まで寝てしまった。これは、本当だったとしても証明するのは難しいです。逆に、嘘だとも断言しにくいですよね。嘘だった場合、かなり上手な嘘と言えるでしょう。本当に車で寝ているなら、エコノミークラス症候群も心配です。熊本の大地震でも、車で寝泊まりしていた人がエコノミークラス症候群で亡くなっています。
連絡してくれないのは、あなたが心配していることを気が付いていないのかもしれません。しっかりと「心配だから、連絡だけはしてね」と伝えましょう。「心配で帰ってくるまで眠れなかった」と言ってもいいでしょう。
それでも連絡せずに朝帰りを繰り返すのなら、あなたの夫はあなたへの気づかいがまったくありません。これは浮気以前の問題です。
今日は帰れないと連絡してきた場合
無断外泊は心配だから、必ず連絡してくれるように取り決めをしましょう。
浮気をしていない人は、無実なのに疑われるのは割に合いません。メールや電話をしたり、レシートを持ち帰ったり、疑われないように行動してくれるでしょう。
浮気の前科がある夫なら、スマホで写真を撮って送ってもらってもいいですね。
「仕事が終わらないから、今日は会社に泊まる」
本当に泊まり込まなければならないほど仕事が忙しい場合もあるでしょう。頻繁に泊まるなら残業代に反映されているはずです。給与明細で確認しましょう。残業代が出ないブラック企業の場合は、それはまた別の問題。転職を検討した方が良さそうです。会社に直接電話するという荒技も。帰らずに仕事するなら、翌日着替えを会社に持って行ってあげてもいいでしょう。
「タクシー代がもったいないからカプセルホテルに泊まるよ」
終電を逃した場合、帰宅するにはタクシーを使いますよね。深夜料金は高いので、距離があるとかなりの金額になります。カプセルホテルや漫画喫茶などで電車が動くまで待った方が安く付きます。連絡してきたなら、必ずレシートを持ち帰るように言いましょう。家計簿につける、そのお金を家計から出すなどと言っても持って帰らないのなら、やはり嘘の可能性があります。
女性の家に泊まった場合の言い訳
普通に考えたら浮気ですよね。写真などの女性宅へ泊まった証拠があるなら、通常は離婚裁判でも不貞行為があったと推認されます。
この場合の言い訳のパターンを見てみましょう。
「友人数人でパーティーをしていた」
二人きりでは無かったというのもよくある言い訳です。この場合は、そのときの写真があれば見せてもらいましょう。パーティーなら、誰かが写真をとっているはずです。友人の証言やメールなど、夫に真実だと証明してもらいましょう。
「朝まで仕事の相談に乗っていただけ」
ただ相談に乗っていただけで、やましいことはしていないというわけです。さすがにラブホテルでこの言い訳はしてこないでしょうが、相手の実家で両親もいた場合は浮気と断定するのは難しいです。
ラブホテルへ女性と入った場合
さすがにどう考えても浮気でしょう。もしも本当に肉体関係がなくても、ラブホテルで時間を過ごせば、裁判でも不貞行為があったとされます。夫に何を言われても信じられなくて当然です。
「カラオケで歌っていただけだ」
最も幼稚な言い訳です。カラオケをしていただけだという証拠を出すのは不可能だと思われます。だったらカラオケボックスへ行けという話です。近くにカラオケボックスがあるか調べて、追求しましょう。
「相手の体調が悪くなったので、休憩しただけだ」
休んでいただけというのは、信用できませんよね。医師の診断書や、他の方法がなかったことが立証されない限り、苦しい言い訳に過ぎません。タクシーで帰宅できないほど動けないとしたら、すぐに病院へ連れて行くべきです。
「相手の体調が悪かったので、行為はできなかった」
行為目的だったことは認めているので、少しは男らしい?とはいえ、医師の診断書は必要になるでしょう。それでも、行為ができないという診断書の入手は難しいでしょう。男性側のEDで性交渉が不可能だと立証できれば、行為はなかったと認定される可能性はあります。
ラブラブなメールを発見した場合
「愛してる」「大好きだよ」といったメールをやりとりを見つけたら、疑うのは当然です。
ただ、メールの場合は、外泊の証拠がある場合とは大きく違ってきます。
「ただの冗談だよ」
怪しいのがメールだけなら、本当に冗談の可能性もあります。悔しいかもしれませんが、メールだけでは不貞行為があった証拠としては弱いんです。
どんなに決定的な内容をメールしていたとしても、それはただの文字のやりとりに過ぎません。
言い逃れされないためには
とにかく、嘘か本当かをハッキリさせるために必要なのは証拠です。夫が認めない場合は、相手と別れろと言っても、「付き合ってない」としか言わないでしょう。別れさせるところまで話が進まないのです。はっきりとした証拠が無ければ、いくら問い詰めてものらりくらりとかわされるだけです。
ただ、嘘をついて隠そうとしているのは、夫があなたと別れたくないということでもあります。もしくは、単純に舐められているのかもしれませんが、優位に立つべきはあなたです。
証拠を押さえれば、別れさせて再構築するか、慰謝料をもらって離婚するかをあなたが選ぶことができるでしょう。